松茸の保管方法

松茸は常温・冷蔵・冷凍で保存が可能。常温よりも冷蔵、冷蔵より冷凍のほうが保存期間は長くなりますが、いずれの保存方法も時間の経過と共に風味が落ちます。なるべく早めに食べたり調理するのがおいしく味わうポイントです。

 

<常温>

保存方法

松茸の汚れをぬれぶきんで拭き取り、根元の石づきの周囲を包丁で削り落とします。保存方法のポイントは新聞紙やキッチンペーパーなどで松茸を包み、直射日光が当たらない風通しのよい場所におくこと。松茸を常温で保存する場合、保存期間の目安は1日程度です。

 

<冷蔵>

保存方法

松茸の冷蔵保存できる目安の期間は34日ほど

松茸は常温保存と同様に、汚れを拭いて根元の石づきの周囲を包丁で削り落とします。1本ずつ新聞紙やキッチペーパーに包んで保存袋に入れ、なるべく空気を抜いて封をしましょう。新聞紙やキッチペーパーに包んだあと、ラップでしっかり包んでもOK。冷蔵庫の野菜室で保存してください。

 

<冷凍>

保存方法

冷凍松茸は焼き松茸には向かないので、丸ごとではなく使いやすい大きさにカットして保存するのがおすすめです。薄切りや4等分にカットするなど使う料理に合わせて切るとよいですよ。

カットしたら使う分量ずつラップで何重にもして包み、フリーザーバッグに入れて空気を抜いて密封します。アルミホイルで包み、なるべく短時間で冷凍するようにしましょう

 

解凍方法

冷凍松茸は解凍するのはNG。食感や味わいが落ちるため、凍ったまま使用してください。

保存するときのポイント

松茸を冷凍保存する場合は、なるべく短い時間で冷凍することが大切なポイント。アルミホイルや金属トレーなどを使用し、熱伝導率を上げて素早く冷凍するようにしましょう。

冷凍保存した松茸は、1ヶ月ほど保存可能です。メリットは長く保存できること。デメリットは、食感や香りが落ちるという点です。冷凍松茸は、歯ごたえや香りを味わう焼き松茸のような調理法には向きません。炊き込みごはんや土瓶蒸しなどにしてみてください。